イノベーション―「曖昧さ」との対話による企業革新



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イノベーション―「曖昧さ」との対話による企業革新

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解釈的プロセスの重要性

イノベーションは、分析的なプロセスだけでなく、解釈的プロセスにより実現することを主張しています。

従来のイノベーションの捉え方から一歩踏み出した内容で大変に有益です。分析的プロセスと、解釈的プロセスを対比した表などすぐに役立ちそうです。訳者は、あいまいさの部分を中心にまとめなおしていますが、解釈的あるいは、物語性、といったほうが読者にはわかりやすいかもしれません。

大学教授の書いた本書を、イノベーションの実践家であるステフィック(PARC)の書いた「ブレイクスルー・イノベーションの原理と戦略」と併せて読むとイノベーションが上手く組み合わさって理解できると思います。
学術的には、優れたもの(?)かもしれないけど

数多くの企業の「イノベーション」から、イノベーションを起すには「分析的な取り組み」と「解釈的取り組み」の両方の手法で補完することが必要である、というのがメインテーマの本です。
「分析的な取り組み」「解釈的取り組み」とは、実際の事例、特に「解釈的取り組み」について、どのように実現されるのか、どうマネジメントすれば良いのか、大学の役割、企業の「場」の役割などが説明されています。
また、関連して「統合」の重要性等を自動車やソフトウエア開発を例にとり解説してあります。

イノベーションは、「製品開発」や「製造プロセス」「デザイン」を対象としています。事例も詳しく分析されていて、日本の代表的なメーカーも、いくつか、例に上がっています。

概念的あるいは体験からは、納得できることが多かったです。が、学術的には、優れたもの(?)かもしれないけど、現実に応用しよとすると、難しいなぁ、、という印象でした。

詳しく分析されているためか、読むのに結構な根気が必要でした。内容が濃いためか(?)、文脈が上手く読めず、前のページから読み直すことも、多々あり、読むのに時間がかかった本でした。



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