空飛ぶマグロ―海のダイヤを追え! (講談社文庫)



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空飛ぶマグロ―海のダイヤを追え! (講談社文庫)

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マグロ好きへ

 1991年に出た単行本の文庫化。
 マグロ・ビジネスについて国際的な視野から取材された本。
 現在、日本で食べられているマグロは、そのほとんどが外国の海で取れたものである。ニューイングランドの沖合で捕れたマグロを空輸したり、地中海で養殖したものを運んできたり、マグロ漁船を派遣して大量に捕獲したりしているのだ。
 そして、買い付けに際しては色々な人たちが暗躍することになる。大手商社、独立の仲買人、宗教関係者、スーパーの職員など。それらをひとつずつ丁寧に取材しているのである。癖のある人物も多く、闇に隠れている部分も少なくない。激しい情念の渦巻く世界で、金への欲がすべての原動力となっている。
 普段、何気なく食べているマグロに、こんな裏があったとは。
国民的食べ物を追ったの痛快のドキュメンタリー

日本人はどうしてこんなにマグロが好きなんだろう。とにかくこんな日本人が世界を海のダイヤを追う狂奏局に巻き込んでいるのだ。マグロが取れて、運ばれて、売られて、口に入るまで全ての局面を世界をまたに駆けて足で取材した痛快なドキュメンタリー。マグロという国民的な食べ物の裏にこんなグローバルなドラマが隠れていたなんて。名物漁船あり、宗教団体あり、ナショナルフラッグあり。ドキュメンタリーの中ではとにかく読まれるべき懇親の一作。



講談社
魚河岸マグロ経済学 (集英社新書)
日本の食卓からマグロが消える日―世界の魚争奪戦
俺たちのマグロ







         
         
         
         

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